キャバリアーズ ジェームズ わずか2日で戦列に復帰でチームを勝利に導く

[ 2017年2月28日 16:21 ]

バックス戦で24特を挙げたキャバリアーズのジェームズ(AP)
Photo By AP

 NBAは27日に各地で7試合を行い、東地区全体首位のキャバリアーズは地元クリーブランドでバックスを102―95(前半52―50)で下して41勝17敗。咽頭炎のために25日のブルズ戦を欠場したレブロン・ジェームズ(32歳)はチーム最長の37分間プレーして24得点、10リバウンド、6アシストを稼いでチームを引っ張った。当初は数試合さらに欠場するとも伝えられていたが、わずか2日で戦列に復帰。ジェームズ不在の試合は今季4戦全敗とあって、大黒柱は予想よりも早くコートに戻った。

 カイリー・アービング(24歳)がチーム最多の25得点をマーク。ベンチから出たデリック・ウィリアムス(25歳)は14得点と7リバウンドを記録した。

 バックスは26勝32敗。先発したフォワードのマイケル・ビーズリー(28歳)が左膝を痛めてプレー続行不能となり、球宴に出場したヤニス・アデトクンボ(22歳)は42分出場しながらわずか9得点に終わった。

 リーグ全体で首位を突っ走るウォリアーズは、敵地フィラデルフィアで76ersを119―108(前半59―56)で退けて4連勝。今季59戦目で50勝に到達した。手を痛めて1試合休養したケビン・デュラント(28歳)が27得点を記録し、東地区でのロード5連戦の初戦は白星。ただしステファン・カリー(28歳)は19得点を記録しながらも、得意の3点シュートは11本全部失敗。成功なしに終わった試合での自己ワースト記録(10本)を更新してしまった。

 新人王候補だったセンターのジョエル・エンビード(22歳)が左膝の故障で無期限で戦列を離れることになった76ersは22勝37敗。そのエンビードに代わって新人王の候補になっているクロアチア出身のフォワード、ダリオ・サリッチ(22歳)がチーム最多の21得点を挙げたものの、ウォリアーズの総合力の前に屈する形となった。

 ラプターズは敵地ニューヨークでニックスに92―91(前半40―53)で競り勝って36勝24敗。ガードのカイル・ラウリー(30歳)が戦列を離脱したが、ともに球宴に出場したデマー・デローザン(27歳)が37得点をたたき出し、残り1・9秒には逆転のジャンプシュートを決めて試合をひっくり返した。

 ニックスは前半で最大17点をリードしながら逆転負けを喫して24勝36敗。カーメロ・アンソニー(32歳)は24得点をマークしたが、再逆転を狙って放った最後のシュートは決めることができなかった。

 ホークスは敵地ボストンでセルティクスに114―98(前半51―47)で勝って33勝26敗。ガードのデニス・シュルーダー(23歳)が21得点、球宴に出場したフォワードのポール・ミルサップ(32歳)が17得点をマークして勝利に貢献した。

 東地区アトランティック首位のセルティクスは38勝22敗。同2位ラプターズとのゲーム差は2となった。

 得点部門で2位につけているガードのアイゼイア・トーマス(28歳)は19得点止まり。チーム記録となっていた20得点以上の連続記録は43試合でストップした。

 <その他の結果>

マーベリクス(24勝35敗)96―89ヒート(27勝33敗)、ペイサーズ(31勝29敗)117―108ロケッツ(42勝19敗)、ティンバーウルブス(24勝36敗)102―88キングス(25勝35敗)

 <1日のテレビ中継>

ウィザーズ―ウォリアーズ

WOWOWライブ 9時〜

続きを表示

この記事のフォト

2017年2月28日のニュース