カトパン、沙羅へエール 欧州勢との体格差「頭脳で打ち破って」

[ 2017年2月28日 09:12 ]

上段回し蹴りを繰り出す山田沙羅(左)と加藤綾子
Photo By スポニチ

 【カトパン突撃 取材後記】世界を相手に戦っている人たちは、自分のやっている競技が本当に好きなんですね。山田選手も驚くほど競技にいちず。物静かで控えめな印象とは違い、ひとつにこだわる心の強さを感じました。

 空手が頭脳戦というのも驚きでした。これまでは、単純に相手を倒せばいいみたいな感覚だったので。日本が世界に広めた空手ですが、いまは欧州勢が強く、日本は追いかける立場。国際的な競技になったからこそですが、体格差という課題をどう補っていくか。そんなハンデも彼女の頭脳で打ち破ってほしいなと思います。

 稽古で瓦を割ったりしないと聞き、勝手に持っていたイメージとの違いにまた驚き。今回、空手も体験させていただきましたが、腰を落としての体勢だけでもかなりつらい。やっぱり空手は忍耐が必要ということだけは、想像通りでした。押忍! (加藤 綾子)

続きを表示

2017年2月28日のニュース