疲労骨折の宮原 3月から本格練習 平昌五輪出場枠が懸かる世界選手権に照準

[ 2017年2月28日 15:36 ]

 左股関節を疲労骨折したフィギュア女子の宮原知子(18=関大)が、3月から本格練習を再開する見通しとなった。

 28日に都内で行われた日本スケート連盟の理事会に出席した小林芳子フィギュア強化部長が明らかにした。宮原は2月上旬に全治4週間の診断を受け、四大陸選手権と冬季アジア大会を欠場。平昌五輪の出場枠が懸かる世界選手権(3月29日開幕、フィンランド・ヘルシンキ)に照準を合わせ、治療とトレーニングを進めてきた。現在のところは順調に回復しているようで、すでに氷上練習は再開しているという。

 小林氏は「負担のないところから始めている。ループは跳んでいるらしい。一番負担がかかってきついのはトウループ。3月に入ったらどのジャンプから練習していくかドクターと相談していく」と状況を説明し、「(世界選手権は)大事な枠取りの試合だと本人も浜田コーチも分かっている」と語った。

続きを表示

2017年2月28日のニュース