錦織 今季初Vならず…格下ドルゴポロフに不覚、決勝6連敗

[ 2017年2月20日 03:55 ]

男子テニス アルゼンチン・オープン決勝   錦織圭―アレキサンドル・ドルゴポロフ ( 2017年2月19日    ブエノスアイレス )

優勝トロフィーを掲げるドルゴポロフ(右)と、準優勝の錦織
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 男子テニスのアルゼンチン・オープンは19日(日本時間20日)、ブエノスアイレスで行われ、シングルス第1シードで世界ランキング5位の錦織圭(27=日清食品)は決勝で同66位のアレキサンドル・ドルゴポロフ(28=ウクライナ)に6―7、4―6で敗れ、ツアー通算12勝目はならなかった。

 決勝に限れば、昨年2月のメンフィフオープンで勝ってから6戦連続の敗戦となり、勝ち切れない展開が続いている。

 錦織は第1セットはともにサービスゲームをキープ。タイブレークを4―7で落とし、第1セットを取られた。第2セットも第7ゲームに30―40からリターンエースでブレークされると、流れを変えられないまま押し切られた。

 ドルゴポロフと錦織はかつてペアを組んで15年のブリスベン国際では準優勝したこともある間柄。ドロゴボロフは5年ぶり3度目のツアー優勝。対戦成績は錦織の5勝1敗となった。

 錦織の次戦は20日からリオデジャネイロで行われるリオ・オープンに出場する。

 ▼錦織圭の話 相手はサーブが良くて、特に第1サーブのコースを読めず、ラリーに持ち込むことができなかった。自分の返球も浅くて、テニスに伸びがなかった。それが相手に攻められた要因だと思う。

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