羽生猛追及ばず300点超えも2位 逆転Vならず 宇野は自己ベストも3位

[ 2017年2月19日 14:55 ]

<フィギュア四大陸選手権>表彰式で優勝したネーサン・チェン(左)を祝福する羽生結弦
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 フィギュアスケート四大陸選手権第4日は19日、韓国・江陵で平昌(ピョンチャン)五輪テスト大会を兼ねて行われ、男子フリーはショートプログラム(SP)SP3位のソチ五輪金メダリスト・羽生結弦(22=ANA)が206・67点、合計303・71点。フリー1位で追い上げたが、2位で逆転優勝はならず。SP2位の全日本選手権王者・宇野昌磨(19=中京大)は187・77点、合計288・05点。自己ベストをマークしたが、3位にとどまった。SP1位の17歳の全米王者ネイサン・チェン(米国)が合計307・46点で逃げ切り優勝した。

 羽生は最終グループ5番目の滑走。4回転ループを決めるなどし、点数が発表されると、ガッツポーズをし、喜び爆発。SPの出遅れから300点超えと巻き返したが、逆転優勝を逃した。

 宇野は最終グループ4番目の滑走。4回転ループと4回転フリップは成功したが、中盤で転倒して尻もちをつき、演技後は両手で顔を覆った。

 田中刑事(22=倉敷芸術科学大)は4回転ジャンプをミスし、142・63点。合計220・18点と伸び悩み、13位。

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