W杯モーグル日本勢は19歳・堀島の6位が最高 健闘も「悔しい」

[ 2017年2月19日 05:30 ]

 フリースタイルスキーW杯秋田たざわ湖大会第1日(秋田県仙北市たざわ湖スキー場)は18日、モーグル第8戦が行われ、日本勢は男子の堀島行真(中京大)が上位6人の決勝2回目に進出し6位となったのが最高だった。

 16人の決勝1回目に進んだ四方元幾(愛知工大)は8位、原大智(ジョックス)は15位。他の日本勢は予選落ちした。女子の星野純子(リステル)は17位、住吉輝紗良(北海道・倶知安高)は19位、伊藤みき(北野建設)は25位だった。男子はミカエル・キングズベリー(カナダ)が89・99点で今季6勝目、歴代単独最多の39勝目。女子はブリトニー・コックス(オーストラリア)が78・57点で制した。



 19歳の堀島が6位と健闘、平昌五輪に向けて若い力の台頭を示した。競技後の「悔しい」という第一声が、今後の飛躍へ期待を抱かせた。日本男子はエースの遠藤が腰痛で欠場。堀島は「逆に注目されるチャンス」と捉え、攻撃的な滑りにつなげた。スピードあるターンとひねりを加えた豪快なエアで予選を2位通過。上位16人による決勝1回目も3位に入り、6人で競う2回目に進んだ。15歳からW杯に参戦。着実に力をつけるホープは「平昌五輪での金メダルが目標。努力を続ける」と歩みを止めない。

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2017年2月19日のニュース