池江 女子50M自由形で日本新V!100Mバタフライも大会新V!

[ 2017年2月19日 05:30 ]

女子50メートル自由形で24秒48の日本新記録をマークした池江璃花子=東京辰巳国際水泳場
Photo By 共同

 競泳のコナミオープン第1日は18日、東京辰巳国際水泳場で行われ、女子50メートル自由形で池江璃花子(ルネサンス亀戸)が24秒48の日本新記録をマークして優勝した。自身の記録を0秒19更新した。池江は100メートルバタフライも57秒55の大会新で制した。

 男子400メートル個人メドレーはリオ五輪銅メダリストの瀬戸大也(JSS毛呂山)が4分11秒37で制し、同200メートル平泳ぎは小関也朱篤(ミキハウス)が2分11秒14で勝った。女子400メートル個人メドレーは大橋悠依(東洋大)が4分35秒35で優勝した。



 スーパー高校生の勢いが止まらない。1月下旬に女子200メートル自由形の日本新をマークした池江が、今度は50メートル自由形で自身の日本記録を一気に0秒19も塗り替えた。4月の日本選手権に向けた調整段階で実力を見せつけて「結果が出て良かった」とはにかんだ。

 大会前のグアム合宿ではスプリント強化に取り組み、課題のスタート直後の浮き上がりが「うまくいった」と滑らかにスピードに乗った。「泳ぎの感覚が良かったから」と、水の抵抗を受けないよう、一度も顔を上げない「無呼吸」のレースにも初めて挑戦。村上コーチは「ようやく達成できた」と収穫を強調した。

 結果的に優勝した100メートルバタフライでは、予選で力を抜きすぎて7番手での通過となり「みっともないレースをした」と反省した。個人5種目の日本記録を持つ2020年東京五輪の星は「4月はこれ以上のタイムを出したい」と口元を引き締めた。

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2017年2月19日のニュース