IOC ロシア側に、物対策記録の提出を要請 

[ 2016年10月26日 10:26 ]

 ロシアの国ぐるみのドーピング問題を巡り、国際オリンピック委員会(IOC)がロシア側に2010年から15年までの5年間の反ドーピング対策で実行した手順の詳細な記録の提出を要請していることが25日、分かった。ドーピングの取り締まり強化のため、ロシア政府の支援で設けられた独立委員会を率いるスミルノフ氏が明らかにした。AP通信が報じた。

 IOCは14年ソチ冬季五輪のドーピング検査態勢を含めたロシアの調査で7月に規律委員会を設置した。IOC元副会長のスミルノフ氏はロシアの政府当局やスポーツ界の情報を集めた上、検査システムの実態などをIOCに報告するとしている。

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2016年10月26日のニュース