錦織、左脇腹は「大丈夫」最低目標は8強 ウィンブルドン27日開幕

[ 2016年6月25日 21:18 ]

テニスのウィンブルドン選手権の開幕を前に、記者会見する錦織圭

 27日に開幕するテニスの四大大会第3戦、ウィンブルドン選手権に臨む男子シングルス第5シードの錦織圭(日清食品)が25日、ロンドン郊外のオールイングランド・クラブで記者会見し、前週のゲリー・ウェバー・オープンで痛めた左脇腹の状態について「ほぼ大丈夫だと思う。まだ完璧でないが、100パーセント近くに戻っている」と着実な回復を強調した。

 26歳の錦織は芝コートのウィンブルドンで2年前のベスト16が最高成績。「ここで結果を出したい思いはずっとある。最低でもベスト8を目指し、次に4強も狙っていきたい」と目標を掲げた。

 1回戦は世界123位のサミュエル・グロート(オーストラリア)が相手。4年前にサーブの世界最速記録となる時速263キロをマークした難敵に「芝では一番やりたくない相手」と苦笑い。「リターンと自分のサーブが鍵になる。ストローク戦に持ち込めば怖くない」と攻略法を口にした。

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