女子やり投げ海老原、3000障害の高見沢ら代表入り 400H野沢も

[ 2016年6月25日 18:24 ]

 リオデジャネイロ五輪代表選考会を兼ねた陸上の第100回日本選手権第2日は25日、名古屋市のパロマ瑞穂スタジアムで行われ、男子100メートル決勝は向かい風0・3メートルの条件下、ケンブリッジ飛鳥(ドーム)が10秒16で初優勝した。桐生祥秀(東洋大)は10秒31で3位になり、ともに日本陸連の選考基準を満たして初の五輪代表に決まった。山県亮太(セイコーホールディングス)が10秒17で2位だった。

 やり投げで男子の新井涼平(スズキ浜松AC)は84メートル54の大会新記録で3連覇して五輪代表を決め、女子の海老原有希(スズキ浜松AC)は57メートル88の2位で代表入りした。

 女子100メートルは日本記録保持者の福島千里(北海道ハイテクAC)が11秒45で同種目の最多に並ぶ7連覇と最多の8度目の優勝を果たし、3大会連続の代表が決定。福島は200メートル予選も通過した。3000メートル障害は高見沢安珠(松山大)が参加標準記録を破る9分44秒22の大会新記録で2連覇し、五輪出場を決めた。

 男子の400メートル障害は野沢啓佑(ミズノ)が49秒14で初優勝し、400メートルを45秒35で初制覇したウォルシュ・ジュリアン(東洋大)とともに五輪代表を決めた。200メートルは予選1組で1着の飯塚翔太(ミズノ)、2着の原翔太(スズキ浜松AC)、3着の高瀬慧(富士通)、2組1着の藤光謙司(ゼンリン)らが26日の決勝に進んだ。

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2016年6月25日のニュース