代表・田村「勇気をもって攻める」頼れる右足で必勝期す

[ 2016年6月25日 05:30 ]

スコットランド戦の前日練習で、サインプレーなどの確認をする日本代表SO田村優(手前)。奥はNo.8アマナキ・レレイ・マフィ

リポビタンDチャレンジカップ2016 第2戦 日本―スコットランド

(6月25日 味スタ)
 頼れる右足でスコットランドを蹴散らす。25日の「リポビタンDチャレンジカップ2016」第2戦(味スタ)に向けてラグビー日本代表は24日、会場で前日練習。10番で先発する田村優(27=NEC)は「大きな(戦術の)変化はないが、細かいところをこだわって勇気を持って攻めたい。(手応えは)あります」と必勝を期した。

 11日のカナダ戦(バンクーバー)から合わせて3戦連続のスタンドオフ起用となるが、プレースキッカーとしても2戦計10本中9本を決めており、日本の得点源となっている。13―26で敗れた18日の第1戦(豊田ス)では、前半28分に一時逆転となる49メートルのロングPGも沈めた。この日の練習では不調だったというが「フォームを崩さないように。あとは集中力で何とかなる」と話した。

 司令塔としてもテンポの速い攻撃を仕掛け、相手の得意とする密集戦やセットプレーに持ち込ませないことが重要となる。集合から20日が経過し、チーム内の連係の深まりにも手応えを感じているといい「みんな自信を持ってコールしてくれると思うので、僕もいい判断をしたい」と話した。

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