大迫 リオ切符決めガッツポーズ!盤石のレース運びで初V

[ 2016年6月25日 05:30 ]

<陸上日本選手権>10000mで五輪出場を決めた大迫傑は雄たけびをあげる

陸上 日本選手権 第1日 男子1万メートル

(6月24日 愛知・パロマ瑞穂スタジアム)
 男子1万メートルで優勝した大迫はゴールの瞬間、大きなガッツポーズ。12年から3年連続で佐藤(日清食品グループ)に僅差で敗れて2位だっただけに「初優勝できて非常にうれしい」と喜んだ。

 終盤は3人の争い。「ラストスパート(勝負)になるのは分かっていた。2、3番だと五輪に行けるか分からないので確実に1番になるようにいった」とぎりぎりまで待って残り1周手前からペースを上げ、村山紘らを振り切った。過去の敗戦から学び、盤石のレース運びで初の五輪を決めた。

 ◆大迫 傑(おおさこ・すぐる)男子3000メートル、5000メートルの日本記録保持者。14年仁川アジア大会1万メートル2位。13、15年世界選手権出場。長野・佐久長聖高、早大出、日清食品グループを経てナイキ・オレゴンプロジェクト。1メートル70、53キロ。25歳。東京都出身。

 ◆村山 紘太(むらやま・こうた)男子1万メートルの日本記録保持者。昨年の日本選手権は5000メートルで優勝し、双子の兄謙太とともに世界選手権に出場した。宮城・明成高、城西大出、旭化成。1メートル73、52キロ。23歳。宮城県出身。

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