決勝はともにノーシードのドイツ勢対決　フェデラー、ティエム敗退

準決勝で敗れたフェデラー（ＡＰ）

　男子テニスのゲリー・ウェバー・オープンは１８日、ドイツのハレで準決勝２試合が行われ、世界ランキング３８位のアレキサンダー・ズベレフ（１９＝ソイツ）と世界１９２位のフロリアン・マイヤー（３２＝ドイツ）のドイツ勢が、ともにシード選手を破り決勝に進出した。

　昨年の年間最優秀新人賞にも選ばれたズベレフはフルセットの末に大シードで世界２位のロジャー・フェデラー（３４＝スイス）を７―６、５―７、６―３で下し決勝進出。フェデラーは今季まだ優勝がないまま、ウィンブルドンに向かう。

　一方マイヤーは、錦織が左脇腹痛で棄権しなければ対戦した相手。この日は第３シードで世界７位の若手の成長株、ドミニク・ティエム（２２＝オーストリア）を７―６、５―７、６―３で下した。