五輪決まったけど…真鍋監督 勝負師の顔「勝ちたかったですね~」

[ 2016年5月21日 22:22 ]

<日本・イタリア>得点に吠える真鍋監督

バレーボール女子世界最終予選兼アジア予選 日本2―3イタリア

(5月21日 東京体育館)
 イタリアにフルセットの末、敗れたものの、4大会連続12回目の五輪出場を決めた日本の真鍋政義監督(52)は開口一番、「勝ちたかったですね~」と悔しがった。

 第4セットまでに2セットを奪い、勝敗に関わらず4位以内が確定。五輪切符を決めた。大目標をクリアし「本当に選手たちが頑張ってくれました。プレッシャーかかった試合で18人の選手たちが一致団結して頑張ってくれました」とねぎらったが、悔しさが募る。

 残るは22日の最終・オランダ戦。指揮官は「あしたは最後、勝って終わりたい。勝ってオリンピック本大会を迎えたい」と浮かれることなく、勝負師の顔をのぞかせた。

 ▼ボニッタ・イタリア監督の話 リオ五輪に出るという夢を手に入れた。大変うれしい。厳しいこともたくさんあった中で、最後まで夢を追いかけてくれた選手たちを誇りに思う。

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