躍進の伊勢ノ海部屋 勢が新関脇、錦木は新入幕“同時昇進”

[ 2016年4月26日 05:30 ]

大相撲夏場所の新番付を手にする新関脇の勢(右)と新入幕の錦木

大相撲夏場所番付発表

 伊勢ノ海部屋からは勢が新関脇、錦木が新入幕と“同時昇進”した。

 勢は東前頭4枚目で10勝を挙げての自己最高位。小結だった14年九州場所、今年初場所は負け越しただけに「三役で勝ち越すことが目標」と語り、足腰強化を課題の一つに挙げた。

 入門から11年目の錦木は新十両から丸1年で幕内。その間に体重が20キロ近く増え「立ち合いもよくなってきたかな」と課題克服に近づいている。勢は対戦相手を知らないまま当日を迎えることを習慣とするが、錦木は「(相手を知らないのは)正直、嫌」と苦笑い。長く付け人を務めた兄弟子とは違うスタンスで新入幕場所を闘う。

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2016年4月26日のニュース