若手主体ジャパン ARC初戦へ合宿、児玉が初キャップ意欲

[ 2016年4月26日 05:30 ]

ARC日本代表合宿初日で、30日の韓国戦先発へアピールしたWTB児玉(左)。中央奥はSH内田主将

 ラグビー日本代表が25日、アジア選手権(ARC)初戦の韓国戦(30日、ニッパツ)に向けて東京都内で合宿を開始した。

 今回は昨年のW杯代表選手が一人もいない若手主体のメンバーで、30人中23人がノンキャップ選手。そのうちの1人、大卒3年目のWTB児玉健太郎(パナソニック)は「最初のチャンスはどんな形でもいい。最大限に生かす」と初キャップ獲得に意欲を示した。ARC4試合で活躍すれば、スコットランドと対戦する6月にも代表招集される可能性がある。快足で鳴らす児玉は「セレクションマッチという意識が強い。ガツガツ行く」と19年W杯へ向けてアピールを開始するつもりだ。

 ≪必勝誓う中竹ヘッド代行≫ARCで指揮を執る中竹竜二ヘッドコーチ代行は「試合まで5日しかないが、それを言い訳にしない準備をする」と必勝を誓った。当初はU20代表で大会に臨む予定だったが、テストマッチに認定され世界ランキングにも影響を及ぼすため、現状で招集できるベストメンバーを選出。30人中最多の12キャップを保持するSH内田主将(パナソニック)も「準備期間が短いのでのコミュニケーションを大事にしたい」と覚悟を示した。

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2016年4月26日のニュース