スポーツデータ解析競う 最優秀賞に慶大大学院グループ

[ 2016年3月13日 16:46 ]

第5回スポーツデータ解析コンペティションで最優秀賞を受賞した永田大貴さん(中央)

 「第5回スポーツデータ解析コンペティション」表彰式が11日、東京・立川市の情報・システム研究機構 統計数理研究所で行われた。

 近年、野球やサッカーをはじめ、数多くのスポーツ分野でさまざまなデータ収集や高度な統計分析が行われ、科学的な見地から戦術解析や選手評価がされるようになった。そんな中、日本統計学会の中にスポーツ統計分科会が設置され、5年前からデータスタジアムと連携し「スポーツデータ解析コンペティション」を実施。実データに基づく応用研究の促進と研究成果を現場に還元するきっかけを与え、研究者の視野を広げることを目的に今年度は野球、野球トラッキング、サッカー、サッカートラッキングの各部門に加え、ポスター発表の5部門に38チームから応募があった。

 審査の結果、「一般化加法モデルを用いたストレートにおけるコンタクト確率の解析―ノビの正体とは?―」を発表した慶大大学院理工学研究科の永田大貴さんのチームが最優秀賞を受賞した。永田さんは「もともとスポーツが大好きで、先生をはじめ、仲間の協力もあり、このような素晴らしい賞が受賞できてうれしいです。ぜひ、今後もコンペに応募していきたい」と受賞を喜びと同時に次回への意気込みを話した。

 なお、来年度は野球(NPB)部門、野球(MLB)トラッキング部門、サッカー(J1)トラッキング部門のほか、新たにラグビー部門で募集を行う予定。

 今回の主な受賞は次のとおり。

≪野球部門優秀賞≫「大谷翔平はどんなバッターになるのか?―最新CDMCAを用いた若手選手の発掘―」(中大・君島亮さんほか)
≪野球トラッキング部門優秀賞≫「中継ぎ投手データの転移による抑え投手の調子予測」(東大・伴拓也さんほか)
≪サッカー部門優秀賞≫「最適なシュート位置は存在するのか シュート位置と成績の関連性を探る」(早大・板橋智也さんほか)
≪サッカートラッキング部門優秀賞≫「トラッキングデータを用いたサッカーの試合における戦況変化の抽出」(東大・神谷啓太さんほか)。

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