ウォリアーズ 第4Q逆転でホーム通算48連勝、主力離脱も控え奮起

[ 2016年3月13日 16:38 ]

35得点で逆転勝ちに貢献したウォリアーズのカリー(AP)

 NBAは12日に各地で10試合を行い、ウォリアーズは地元オークランドでサンズを123―116(前半60―56)で下してホームでは今季30戦全勝。第3Qまで9点をリードされる苦しい展開だったが、第4Qを37―21と圧倒して歴代1位となっているホームの通算連勝記録を48に更新した。

 試合は第4Qに入ってウォリアーズが猛反撃。開始2分12秒までに9連続得点を挙げて同点に追いつき、6分すぎからは連続14得点を挙げてサンズを突き放した。ステファン・カリー(27)は第4Qの15得点を含めて35得点をマーク。昨季のファイナルでMVPとなったアンドレ・イグダーラ(32)は左足首の故障で少なくとも2週間、戦列を離れることになったが、控えセンターのマーリース・スペイツ(28)が18分の出場で25得点を稼いで勝利に貢献した。

 サンズは“金星”を逃して17勝49敗。復帰2戦目のガード、ブランドン・ナイト(24)が7本の3点シュートなどで30得点を稼いだが、第4Qにウォリアーズの猛攻を防ぐことはできなかった。

 スパーズも地元サンアントニオでサンダーを93―85(前半45―49)で退けて56勝10敗。ホームでは今季32戦全勝となり、歴代単独3位の通算41連勝を飾った。カワイ・レナード(24)は26得点、ラマーカス・オルドリッジ(30)は24得点をマーク。フィールドゴール(FG)の成功率はサンダーの38・3%に対して40・0%を記録し、51試合連続(NBA新記録)で相手のFG成功率を上回った。

 サンダーは44勝22敗。ケビン・デュラント(27)が28得点、ラッセル・ウエストブルック(27)は19得点を挙げて第3Qまでは68―66としていたが第4Qで試合をひっくり返された。サンダーは第4Qをリードして迎えた試合で敗れたのはリーグ最多の12回目。西地区全体3位ながら詰めの甘さを露呈している。

 東地区全体5位のホーネッツは地元シャーロットでロケッツに125―109(前半62―57)で勝って7連勝で37勝28敗。このカードの連敗を10で阻止し、10年11月26日以来の白星をもぎとった。ケンバ・ウォーカー(25)は後半の17得点を含めて26得点。4位ヒートに0・5ゲーム差まで詰め寄った。

 西地区全体7位のロケッツの連勝は3で止まって33勝33敗。頼みのジェームズ・ハーデン(26)は放った14本のFGのうち12本を失敗し、わずか12得点に終わった。

 <その他の結果>ペイサーズ(35勝30敗)112―105マーベリクス(33勝33敗)、ラプターズ(44勝20敗)112―104ヒート(38勝28敗)、ピストンズ(34勝32敗)125―111 76ers(9勝57敗)、バックス(28勝38敗)103―92ペリカンズ(24勝41敗)、ホークス(37勝29敗)95―83グリズリーズ(39勝27敗)、ナゲッツ(28勝38敗)116―100ウィザーズ(30勝35敗)、トレイルブレイザーズ(35勝32敗)121―84マジック(28勝37敗)

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