新ヒロイン候補!21歳岩出 史上3番目年少代表切符に挑戦

[ 2016年3月13日 05:30 ]

代表入りに向けジョギングで調整する岩出

 リオデジャネイロ五輪の代表選考会を兼ねた名古屋ウィメンズマラソンが13日、ナゴヤドーム発着のコースで行われる。岩出玲亜(21=ノーリツ)は12日に名古屋市内で最終調整。女子マラソン史上3番目の若さでの代表切符を狙う。

 早朝のランニングを終えた岩出は「このために1年やってきた」とレースに目を向けた。マラソン3度目。弱冠21歳。リオ五輪切符をつかめば、84年ロサンゼルス五輪の増田明美(20歳217日)、92年バルセロナ五輪の小鴨由水(20歳255日)に次ぐ女子マラソン3番目の年少記録(21歳250日)で五輪を迎えることになる。

 14年横浜で10代日本最高2時間27分21秒を出したホープ。帝京大ラグビー部の岩出雅之監督は叔父にあたる。アテネ五輪金メダリスト野口みずき(37=シスメックス)は「物おじしない」と岩出の姿勢を評価。さらに「目ヂカラがスゴイですよね。私も増田(明美)さんに目で走っていると言われたことがあります」と続けた。「状態は前日よりいい感じです」と力強い新ヒロイン候補にはリオが見えている。

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2016年3月13日のニュース