東海大仰星パワーの源“おふくろの味”は湯浅監督お手製の味噌汁

[ 2016年1月12日 09:15 ]

高校3冠を達成してポーズをとる東海大仰星フィフティーン

第95回全国高校ラグビー大会 東海大仰星37―31桐蔭学園

(1月11日 花園)
 親元を離れて過ごす選手には、おふくろの味の代わりだ。今大会のメンバーで寮生活をする東海大仰星のNo・8河野、フランカー山田が絶賛するのが、湯浅監督お手製の味噌汁。「めちゃくちゃおいしいですよ」と口をそろえる。

 県外部員は昨年度まで土井前監督の自宅兼寮で過ごしていたが、今年から学校寮へ移った。台所に立つのが趣味という指揮官が積極的に手料理を振る舞うようになったのは今年度からだ。河野は「料理はおいしいしラグビーを一緒にテレビで見たり、監督との距離が近くていい」と語る。

 就任1年目で優勝した13年度と違い、今回は1年生から監督として接してきた世代が頂点をつかんだ。自分色を出せた喜びはある。「自分がリクルートをし、3カ年計画で考えてこられた」。寮生だけでなく、コミュニケーションを大事にして選手を育てた。自身2度目の日本一はダシが効いていた。

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2016年1月12日のニュース