東福岡出身の元ラガーマン、琴古閑ホロ苦デビュー「注目されて緊張」

[ 2016年1月12日 10:10 ]

 大相撲初場所3日目は12日、東京・両国国技館で行われ、場所前の新弟子検査に合格した東福岡高ラグビー部出身の琴古閑(本名・古閑宗一、20=佐渡ケ嶽部屋)は前相撲で九州情報大出身の一木(22=玉ノ井部屋)に敗れ、ホロ苦いデビューとなった。

 最初に立ち合いが合わず、2度目で立つと、懐に入られ、両差しで攻められ、切り返しで1メートル82、151キロの大きな体を転がされた。「1回タイミングが合わなくて、相手のペースになっちゃった。思っていた以上に注目されて、負けられない緊張があった」と肩を落とした。母校のラグビー部は全国ベスト4、サッカー部は優勝。「今日負けて切り替えて、頑張れる。後輩たちも頑張っている。次は勝ちたい」と励みにしていた。

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2016年1月12日のニュース