コービー4試合ぶり復帰も…レイカーズ最後に“息切れ”惜敗

[ 2016年1月8日 17:10 ]

 NBAは7日に各地で4試合を行い、敵地サクラメントでキングスと対戦したレイカーズは第1Qの中盤で4―25とされる苦難の滑り出し。第3Qの途中では27点差を追う展開となった。しかし第4Qの残り3分48秒に109―108と逆転。勝機をつかんで大詰めを迎えた。

 それでも最後はキングスに押し切られて115―118(前半48―69)で惜敗。右肩の故障で休養していたコービー・ブライアント(37)は4試合ぶりに復帰し、第3Qまでの出場で28得点を挙げたが、第4Qはベンチから奮闘する若手に声援を送った。

 ブライアントにとってサクラメントでの試合はこれが最後。96年のドラフトでホーネッツに全体13番目に指名されたブライアントはその後レイカーズにトレードされるが、交換要員になったのが、当時レイカーズのセンターだった現キングスのブラディ・ディバッツ球団社長(47)。運命的な出会いと別れが交錯するサクラメントでのラストマッチとなった。

 一方、好調ブルズは地元シカゴでセルティクスを101―92(前半48―47)で下し、6連勝で22勝12敗。ジミー・バトラー(26)が19得点10アシスト、デリック・ローズ(27)が18得点、パウ・ガソル(35)が17得点18リバウンドを挙げるなど、先発5人が2ケタ得点をマークした。

 敗れたセルティクスは19勝17敗。ジェイ・クラウダー(25)が17得点、ケリー・オリニク(24)が16得点を稼いだものの、ここ4戦で3敗目を喫した。

 なおこの日、オールスターゲーム(2月14日=トロント)のファン投票の第2回中間発表が行われ、西地区フロントコート部門のブライアントが126万2118票を集めてダントツの全体トップ。同地区ガード部門ではウォリアーズのステファン・カリー(27)が92万5789票で1位となったが、ブライアントとは約34万票もの大差がついた。

 東地区ではフロントコート部門のレブロン・ジェームズ(31)が63万6388票でトップ。同地区ガード部門はドウェイン・ウェイド(33)が56万2558票で1位となっている。

 西地区フロントコート部門では今季7回のトリプルダブルを達成しているウォリアーズのドレイモンド・グリーン(25)が33万2223票を集め、4位のスパーズのカワイ・レナード(24)とわずか1300票余りの差ながら3位に順位を上げた。なお最終発表は21日。この日に東西両軍の球宴先発メンバーが決定する。

 <その他の結果>

ホークス(22勝15敗)126―98 76ers(4勝34敗)、ロケッツ(18勝19敗)103―94ジャズ(15勝20敗)

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2016年1月8日のニュース