錦織 4年連続4強ならず…“完全アウェー”地元の格下に苦杯

[ 2016年1月8日 14:10 ]

地元の格下に苦杯を喫し、4年連続ベスト4を逃した錦織圭(AP)

 テニスのブリスベン国際は8日、オーストラリアのブリスベンで行われ、男子シングルスで第2シードの世界ランキング8位・錦織圭(26=日清食品)は準々決勝で地元オーストラリア出身の同18位、バーナード・トミック(23)と対戦。3―6、6―1、3―6のフルセットの末に敗れ、同大会4年連続となるベスト4進出はならなかった。

 第1セットは序盤、お互いがサービスゲームをキープを続ける展開。しかし、観客の声援を受けるトミックが、第8ゲームをブレーク。錦織は続く第9ゲームをキープされ、3―6で第1セットを落とした。

 トミックがこのまま勢いに乗るかと思われたが、第2セットは一方的な錦織のペース。第4ゲームでこの日初めてのブレークを奪うと、第6ゲームでもブレーク。第7ゲームを危なげなくキープして6―1でこのセットを制した。

 最終セットでは第1ゲームでトミックがブレーク。直後の第2ゲームでブレークバックした錦織だったが、第3ゲームでまたしてもトミックにブレークを許し、3-6で敗れた。第1セットと第3セットは錦織のミスが目立った。

 錦織とトミックの過去の対戦成績は錦織の2勝。昨年の同大会でも準々決勝で対戦し、錦織がストレート勝ちを収めていた。今回が初の敗戦となった。

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