さくら米自己最高5位 挑戦1年目自身最終戦「いい締めくくり」

[ 2015年11月17日 05:30 ]

5位の横峯

USLPGAツアー ロレーナ・オチョア招待最終日

(11月15日 メキシコ市 メキシコGC=6804ヤード、パー72)
 横峯さくら(29=エプソン)は6バーディー、2ボギーの68で回り、通算9アンダー、279で5位に入った。16日には自身のブログで今季米ツアーの残り1試合を欠場する意向を表明。本格参戦1年目の最高成績を自身の最終戦でマークした。朴仁妃(27=韓国)が通算18アンダーで今季5勝目、通算17勝目を挙げた。

 コースは標高2000メートル以上の高地にあり飛距離の調整が難しく「普段より10ヤードは飛ぶ」と最初は戸惑いを隠せなかった。それでも感覚を慣らし、横峯は正確なショットを連発。7番までに5バーディーの猛チャージで上位を慌てさせた。

 後半は伸び悩み優勝した朴仁妃とは9打差。「(自分を)褒めてあげたい部分もあるし課題も残った」と満足感は半減したようだが、同組の柳簫然(韓国)ら強豪と渡り合ったことには「収穫かな」と充実感をにじませた。

 6月から米ツアーの全試合に出てきた。疲労もあり最終戦のCMEツアー選手権(19日開幕、米フロリダ州)は欠場する。16日に自身のブログで「来週は出場する予定でしたが、疲れもピークで休むことにした」と明らかにした。

 今季は26試合に出場しトップ10入りが2回。予選落ちが6回。完全燃焼とは言えないかもしれないが、自身の最終戦で5位と健闘。ブログには「私の今シーズンはこれで終わりです。最後にいい締めくくりができたと思います」と記した。

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2015年11月17日のニュース