渡辺雄太所属のジョージ・ワシントン大、強豪校から劇的“金星”

[ 2015年11月17日 18:03 ]

バージニア大を下して歓喜するジョージワシントン大の渡辺雄大

 米ジョージ・ワシントン大に留学中の渡辺雄太(21=2年)が16日、全米大学男子バスケットボールでAP6位にランクされているバージニア大と地元ワシントンDCで対戦。ジョージ・ワシントン大は25位までのランクに入っていないが、73―68(前半35―32)で強豪校をなぎ倒してセンセーショナルな“金星”をもぎとった。

 2メートル3、89キロの渡辺は先発出場して33分間プレーし、5得点ながら7リバウンドと2ブロックショットをマーク。勝利が決まるとチームメートと抱き合って歓喜した。

 試合は54―55で迎えた後半の11分54秒からこの日18得点のパトリシオ・ガリーノ(4年)の3点プレーをきっかけに連続10点。バージニア大には昨季42―59で敗れていたものの、今季は見事に雪辱して2戦2勝とした。バージニア大は1勝1敗。

 AP通信のランキングは65人の記者投票によって決められるが、バージニア大を1位とした記者も1人いたほど。昨季はジャスティン・アンダーソン(21=現NBAマーベリクス)を中心にして30勝4敗の好成績を収め、デューク、ノース・カロライナ、ルイビルといった強豪校がひしめくACC(15チーム)で1位となっていた。

 ジョージ・ワシントン大はアトランティック10に所属。現在4校が2勝0敗だが、バージニア大を倒したことで、同大学がこのカンファレンスから今季初めてランク入りする可能性も出てきた。

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