照ノ富士 19日和歌山・田辺巡業から復帰 右膝は経過良好

[ 2015年10月17日 05:30 ]

 大相撲の秋場所13日目の稀勢の里戦で右膝を負傷し、秋巡業を休場していた大関・照ノ富士が19日の和歌山・田辺巡業から復帰することになった。尾車巡業部長(元大関・琴風)が16日の長野巡業の際に「師匠の伊勢ケ浜親方から“田辺から入る”と連絡があった」と話した。万全ではないため取組は控えるが、土俵入りには参加する。

 秋巡業は今月8~25日まで計17カ所で開催。照ノ富士は相撲協会に「右膝の前十字じん帯損傷などで1カ月の加療を要する」との診断書を提出し、当初は全休の方針だった。だが、ケガの経過が予想以上に良好のため九州場所(11月8日初日、福岡国際センター)に向けて“前倒し”で巡業に参加することを決断。尾車部長は「休んでいると“みんなどうなっているのか”と不安になるもの。出たいという気持ちが大事」と理解を示した。

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2015年10月17日のニュース