リオ 自転車の五輪テストイベントで強盗 カメラ、携帯奪われる

[ 2015年8月17日 14:45 ]

リオ郊外で行われた五輪テストイベント(AP)

 リオデジャネイロ五輪を想定した自転車ロードのテスト大会が16日に行われたが、取材していた5人のカメラマンが武装した2人組の強盗に襲撃された。ブラジルの地元メディアが報じているものでバイクに乗った強盗はカメラと携帯電話を1台ずつ奪って逃走。現場から離れた所に置いてあったビデオカメラは無事だった。

 リオデジャネイロは世界有数の犯罪都市としても知られており、2010年度の強盗事件(路上、車両、侵入)は年間で7万861件。犯罪率はここ数年で若干低下したとは言え、1日平均で194件の強盗事件が発生していた。

 この日のレースは五輪を想定してリオデジャネイロの郊外で開催されたが、全長は165キロ。すべてを警備することは不可能で、本番に向けて大きな課題を残す結果となった。

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2015年8月17日のニュース