射撃の中山が帰国「集中してやれた」W杯優勝で五輪枠獲得

[ 2015年8月17日 21:28 ]

 アゼルバイジャンで行われた射撃のワールドカップ(W杯)のクレー女子トラップで優勝し、リオデジャネイロ五輪の国別出場枠を獲得した36歳の中山由起枝(日立建機)が17日、成田空港に帰国し「気負いもなく集中してやれた。めげずに前を向いてやってこられた」と笑顔で喜びを語った。

 日本クレー射撃協会は11月のアジア選手権後に代表を決定する。8年ぶりのW杯制覇で2000年シドニー、08年北京、12年ロンドンに続く4度目の五輪出場に大きく前進した。数々の国際大会を経験したベテランらしく「五輪は一大会ずつ違う味があるが、未知の世界に入ってきた」と話した。

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2015年8月17日のニュース