坂井 0秒14差の4位にガックリ「悔しい気持ちしかない」

[ 2015年8月6日 05:30 ]

4位の坂井もガックリ

水泳世界選手権第13日

(8月5日 ロシア・カザニ)
 坂井が0秒14差で惜しくも4位に終わった。「あと少しでメダルが獲れていたので、悔しい気持ちしかない」とガックリ。前半から積極的に飛ばし、隣を泳ぐ瀬戸をリード。150メートルの時点で2位につけたが、タッチの差で表彰台を逃し「ラスト50メートルで失速してしまった。腕が上がらなくなって、ラストタッチで抜かれた。まだ力不足」と反省が口をついた。

 福岡・柳川高出身。1学年上の瀬戸の背中を追い、昨年、早大に入った。昨年のパンパシフィック選手権で日本代表デビューを果たし、今季は世界ランキング4位と急成長を遂げる。初の世界選手権で準決勝、決勝と自己ベストを更新し、勝負強さを披露。「自己ベストで泳いだのはよかった。いい経験になった」という20歳がリオ五輪のメダル候補へ堂々と名乗りを上げた。

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2015年8月6日のニュース