Z・ジョンソン 三つ巴プレーオフ制した!メジャー2冠

[ 2015年7月22日 05:30 ]

プレーオフを制し優勝トロフィーにキスするZ・ジョンソン

USPGAツアー 第144回全英オープン最終日

(7月20日 英国セントアンドリュース・オールドコース=7297ヤード、パー72)
 5日間の長丁場を制したのは39歳のZ・ジョンソンだった。メジャータイトルは07年のマスターズに続く自身2つ目。「07年にはオーガスタ。そして今、セントアンドリュースで勝てた。最高の気分」と涙を浮かべた。

 勝因は小技の巧みさだ。今大会のパーオン率76%は40位だが、総パット数115は2位。ピンに近づくほど強かった。最終ラウンドの18番は8メートルのバーディーパットを沈め、ガッツポーズ。プレーオフは最初の2ホールで4~5メートルのパットをねじ込んでリードし、3ホール目のピンチではもう少しでチップインとなるショットを繰り出し耐えた。パーとした最終18番はウェストヘーゼンがバーディーパットを外し優勝が決定。「強く、かつ雄々しくあれ」と聖書のお気に入りの一節を唱え続けていたという敬虔(けいけん)なクリスチャンは「この勝利はとても特別。家族、友人、全ての支えに感謝したい」と感激の面持ちだった。

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2015年7月22日のニュース