照「きれいに決まった」上手投げで9勝目 さあ白鵬と1敗対決

[ 2015年7月22日 05:30 ]

魁聖(手前)を上手投げで退け、1敗を守った照ノ富士

大相撲名古屋場所10日目

(7月21日 愛知県体育館)
 この日の朝稽古後、照ノ富士は冗舌だった。「千秋楽まで優勝争いをする」と宣言し、勝負の終盤戦へ「俺ここ一番で強いから。大関としてやらなきゃいけない」と豪語。

 さらに前日の白鵬のダメ押しについて問われると「お客さんが見るとダメに感じると思う」と前置きした上で「気合を入れてあげたんじゃないかな。もうちょっと勝負に気持ちを入れろ、と」と逸ノ城の精神的なふがいなさに対して横綱からカツが入ったのではないかという見解を示した。「大関は協会の看板。しっかりしないとダメ。強くなったら偉くなったわけじゃない」と自身も地位の責任を感じていた。

 肝心の相撲は2連敗中の魁聖を「きれいに決まった」と左上手投げで圧倒=写真。1敗対決となる11日目の白鵬戦へ「楽しむ。大関になって初めての場所の横綱戦。千秋楽に優勝を持っていくためには勝たなきゃいけない」と気合たっぷりだった。

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2015年7月22日のニュース