壱 2年連続5度目V 松野&水上ホットライン得点量産

[ 2015年7月10日 05:30 ]

2年連続5度目の優勝を飾った壱の選手たちは喜びが爆発

スポニチ後援文部科学大臣杯第40回全日本アルティメット選手権大会決勝戦 壱13(5―5、8-6)11MUD

(7月4日 富士通スタジアム川崎)
 ウィメン部門で接戦を制した壱の選手たちは喜びを爆発させた。2年連続5度目の優勝。抜群のコンビネーションで得点を量産した松野と水上のホットラインは相手にとって脅威となった。「中学校からの同級生」という2人は中京大卒業後も壱で力を伸ばしてきた。MVPを受賞した水上は小学校の教員をしながらプレーを続けており「取りやすいところにパスが来る」と松野に感謝した。

 チームの拠点は愛知県豊田市。選手の約半数は大阪在住のため、全体練習などは週末に限られる。それでも中京大、大体大などで腕を磨いた選手が集い、チーム力をアップさせてきた。12年の世界アルティメット&ガッツ選手権大会(大阪)に続く日本代表入りへ松野は「これから選考があるので頑張りたい」と気合を入れた。

 ≪MUDあと一歩≫2年ぶり6度目の優勝を狙ったMUD(マッド)はあと一歩及ばなかった。序盤からシーソーゲームを展開したが、5―5で迎えた後半に突き放された。敢闘賞の鈴木主将は「悔しい。みんな最後までやり切ったし、気持ちは負けていなかったけど…」とがっくり。12年の世界アルティメット&ガッツ選手権大会では日本代表に7人を送り込んだだけに、来年の同大会に向けて力をつける。

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2015年7月10日のニュース