阪神前監督の真弓 85叩き単独最下位「ラフに入ると打てない…」

[ 2015年7月10日 05:30 ]

18番でバーディーパットを外し天を仰ぐ真弓

男子ゴルフツアー ミュゼプラチナムオープン第1日

(7月9日 兵庫県三木市 ジャパンメモリアルゴルフクラブ=7012ヤード、パー71)
 プロ野球阪神の前監督が単独最下位に沈んだ。主催者推薦でレギュラーツアー初参戦の真弓明信(61=三木GC)がバーディーなしで4ボギー、2ダブルボギー、2トリプルボギーの85と大叩き。トップアマも、プロの洗礼を浴び、出場150人中、150位スタートだった。プロ8年目の河野祐輝(27=NTT西日本アセット・プランニング)が66を出し、首位と3打差の6位発進。J・B・パク(33=韓国)が63で単独首位に立った。

 フィールドは違えど、真弓が阪神でも味わった単独最下位に沈んだ。蒸し暑い気候に難しいプロのセッティング。85の大叩きに「(パットが)入らなかったね。2、3個入っていれば(流れが)ころっと変わったと思うけど」と残念がった。

 とはいえ、存在感は一番だった。兵庫での開催とあって、この日一番のギャラリーを引き連れて10番からスタート。緊張のティーショットは1Wで見事にフェアウエーを捉えた。バーディーパットは惜しくも入らなかったが初のレギュラーツアーで上々の発進だった。悔やんだのは2つあったトリプルボギー。16番パー4ではティーショットをきついラフに曲げた上、アプローチもミスし5オン2パットだった。「ラフに入ると打てないね」とアマとプロの差を痛感したという。

 それでも18番では8メートルのロングパットでナイスタッチを見せ、もう少しでバーディーを奪えそうだった。兵庫県の三木GCのハンデ2で、13年日本シニアゴルフ選手権13位のトップアマの実力を随所で披露。ブービーとは2打差。「もう1日あって良かった。何とか70台を出したい」とリベンジを期した。

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2015年7月10日のニュース