宮原 フリーで魅せた自己ベスト、日本の銅に「貢献できたかな」

[ 2015年4月18日 20:50 ]

女子フリーで自己ベストをマークした宮原

フィギュアスケート国別対抗戦 女子フリー

(4月18日 東京・国立代々木競技場)
 今季最終戦でフリーの演技を終えた宮原知子(17=関大高)は、声援を送ってくれた羽生結弦(20=ANA)らチームメートに向かって大きくガッツポーズをつくった。得点は自己ベストとなる129・12点。日本を2大会連続銅メダルに導いた。

 「少し緊張したが、とりあえずジャンプは全部跳べたので良かった。ショートですごい悔しかったので、フリーでは(チームに)貢献できたかな」。

 冒頭のコンビネーションジャンプを決めて勢いに乗った。華麗な滑りで観客を魅了し、後半に組み込んだダブルアクセル―3回転トーループもしっかり決めた。3月の世界選手権で銀メダルに輝いた自己最高得点126・58を更新。さらに成長した姿を披露した。

 初めて出場した国別対抗戦を「楽しい試合だった」と笑顔で振り返った宮原。日本女子の新エースとして、その存在感をあらためて見せつけた。

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