７２歳青木「俺うまいのかなぁ」エージシュート７１で２１位

シニアツアーで7回目のエージシュートを達成した青木

　国内シニアゴルフの今季開幕戦、金秀シニア沖縄オープン第１日は１７日、沖縄県喜瀬ＣＣ（６８８１ヤード、パー７２）で第１ラウンドが行われ、白石達哉（５３＝フリー）が７アンダーの６５で回り、単独首位に立った。青木功（７２＝フリー）が７１をマークし、年齢以下のスコアで回るエージシュートを達成して２１位につけた。昨季の賞金王、倉本昌弘（５９＝フリー）は３アンダーの１０位だった。

　シニアツアー７回目のエージシュートを達成した青木は「気分がいいもんだなあ。俺ってうまいのかなあ」と顔をほころばせた。２番で３メートル、３番で４メートルを沈めて連続バーディー。７番で５メートルのパットを決めるなど前半を２アンダーで折り返すと、後半を１オーバーでしのいで７１をマークした。昨年５月に左膝の手術を受けて長期離脱したが「ゴルフの神様が、あと何年もゴルフをするために休ませてくれたんだ」と前向きにリハビリに取り組んだ。左膝はまだ万全ではないが、開幕戦でいきなり快挙を成し遂げ「手頃なパーパットも入ったし、自分らしいゴルフができた。明日もこうやってできればいい」とうなずいた。