藍6バーディー8位浮上 トップ10どころかV狙える5差

[ 2015年4月18日 05:30 ]

11番でラインを読む宮里

USLPGAツアー ロッテ選手権第2日

(4月16日 米ハワイ州カポレイ コオリナGC=6383ヤード、パー72)
 15位から出た宮里藍(29=サントリー)が6バーディー、3ボギーの69で回り、野村敏京(22=フリー)とともに通算5アンダーで首位と5打差の8位につけた。69位スタートの横峯さくら(29=エプソン)は5バーディー、1ボギーの68をマークし、71の宮里美香(25=NTTぷらら)とともに通算2アンダーの20位。上原彩子(31=モスフードサービス)は通算3オーバーの58位。金寅敬(26)と金世ヨン(22=いずれも韓国)が通算10アンダーで首位に並んだ。

 宮里は強い風の中で6バーディーを量産した。「結構、風の影響があったが、ショットの調子が良かった。トータルとしていいラウンドができた」と笑顔で振り返った。

 出だしの10番で2打目を1メートルにつけてバーディー発進。14番では下り6メートルを沈め、続く15番ではドライバーで約280ヤードも稼ぎ2打目をピンに絡めて連続バーディー。後半の3番では10メートルをねじ込み、5番はアプローチを30センチに寄せてスコアを伸ばした。終盤2ホールで連続ボギーを叩いたものの、2週前のANAインスピレーションに続き好位置で予選通過。「悔しい終わり方だけど、良い位置で週末を迎えられてうれしい」と納得顔だった。

 8位に浮上し、13年のこの大会以来となるトップ10入りも視界に入った。昨季は不振にあえいだが、「今季は初戦からこういう感じでプレーできているし、いい方向にいっている」と自信を深めていた。

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2015年4月18日のニュース