遠藤の回復願い故郷・石川から千羽鶴 夏場所出場は微妙

[ 2015年4月18日 05:30 ]

石川宣雄穴水町長(左)から千羽鶴と寄せ書きを手渡される遠藤

 大相撲の春場所で左膝を大ケガした幕内・遠藤(24)の回復を願い、故郷・石川から千羽鶴が届けられた。地元後援会会長の石川宣雄・穴水町長が埼玉県草加市の追手風部屋を訪問。遠藤の稽古を見学後、地元の子供たちやお年寄りが折った約3000羽の折り鶴、寄せ書き、地元産の米40キロを贈呈した。石川町長は「次の場所は無理してほしくないという意見が圧倒的に多い。完治した状態で出てほしい」と地元の思いを代弁した。

 17日、遠藤は四股を踏むなどして汗を流したが、まだ相撲が取れる状態ではない。夏場所(5月10日初日、両国国技館)の出場について師匠の追手風親方(元幕内・大翔山)は「無理したら違うところをケガするかもしれない。休む勇気も必要。今の状態では厳しい」と微妙であることを明かした上で「ぎりぎりまで見る」と回復を見て判断する意向を示した。

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2015年4月18日のニュース