北島が現役続行 “最後の”リオ五輪へ「一から出直します」

[ 2015年4月18日 05:30 ]

8日に行われた日本選手権で男子100メートル平泳ぎで3位に終わり世界選手権代表からもれた北島の去就に注目が集まったが、現役続行を表明

 04年アテネ、08年北京で五輪2大会連続2冠を飾った競泳男子平泳ぎの北島康介(32=日本コカ・コーラ)が17日、現役を続行することを決めた。関係者を通じ「来年のオリンピック(リオデジャネイロ五輪)に向けてもう一度オリンピックを夢見た頃を思い出し、一から出直します。僕の最後のオリンピック挑戦になると思います」とコメントした。

 8日に行われた日本選手権の男子100メートル平泳ぎで3位に終わり、今夏の世界選手権(ロシア・カザニ)の代表入りを逃すと、レース後に「選手として続けるか2つに1つ。早めに決断したい」と話すなど去就が注目されていた中、この日から練習も再開した。次の国内主要大会はジャパン・オープン(5月22~24日・東京辰巳国際水泳場)となるが、出場するかどうかは未定。最大の目標はリオ五輪の選考を兼ねた来年4月の日本選手権となる。

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2015年4月18日のニュース