3位の伊東ら5人が本戦へ 葛西「表彰台に上がれそう」

[ 2015年3月7日 08:54 ]

 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ男子は6日、フィンランドのラハティで個人第25戦(HS130メートル、K点116メートル)の予選が行われ、伊東大貴(雪印メグミルク)が123・5メートルの140・2点で3位となった。日本勢は予選免除の葛西紀明(土屋ホーム)を含めて5人が8日の本戦へ進んだ。

 竹内択(北野建設)は14位、栃本翔平(雪印メグミルク)は19位、小林潤志郎(雪印メグミルク)は26位で通過したが、作山憲斗(北野建設)は41位で落選した。

 7日の団体に、日本は栃本、竹内、伊東、葛西のオーダーで臨む。

 ▼葛西紀明の話 まあまあ。自分のジャンプに集中できている。助走の滑りもいいと思う。表彰台に上がれそうな雰囲気。飛べるな、という気がしている。

 ▼伊東大貴の話 公式練習でひどいジャンプをしてしまったが、予選はまずまずいいジャンプができた。練習の悪いイメージを残さずに飛べた。

 ▼竹内択の話 このジャンプ台は踏み切りのタイミングが合わせづらい。恐る恐る飛んだ。本戦は普通に飛べば、もう少し飛距離を出せると思う。

 ▼小林潤志郎の話 踏み切りのタイミングを外した。今のジャンプでは戦えない。本戦に向けて調整したい。トップ10を目指してやる。

 ▼栃本翔平の話 踏み切りのタイミングが遅れた。まだジャンプ台の特徴をつかめていない。変な力が入らないようには心掛けている。

 ▼作山憲斗の話 ジャンプ台に力がしっかり伝わらなかった。体が安定していないから、一本一本違うジャンプになる。安定して飛ぶために基礎体力が必要。(共同)

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2015年3月7日のニュース