暁斗W杯複合6勝目!飛躍8位も逆転「スキー選択当たった」

[ 2015年3月7日 05:30 ]

W杯6勝目を挙げた渡部暁斗。8位つけた前半の飛躍

 ノルディックスキーのW杯複合は6日、フィンランドのラハティで個人第15戦が行われ、渡部暁斗(北野建設)が優勝、昨年3月の昨季最終戦以来の通算6勝目を挙げた。前半飛躍(HS130メートル、K点116メートル)で117・5メートルの112・9点で8位につけ、トップと54秒差でスタートした後半距離(10キロ)で逆転した。加藤大平(サッポロノルディックク)も7位に入った。渡部剛弘(明大)は27位、永井秀昭(岐阜日野自動車)は38位だった。

 渡部暁は前半飛躍後「うまくかみ合えば一発逆転もある」と話していた通りの勝利。降ったばかりの雪に合わせるのでなく、前日の条件に合わせたスキーをあえて選んだ。レースが進めば新雪が除かれていくとの狙いでこれがはまった。「スキー選択が当たった。実力どうこうより、きょうは運が良かった」と喜んだ。

続きを表示

2015年3月7日のニュース