大相撲春場所8日初日 白鵬、2度目V6なるか

[ 2015年3月7日 15:36 ]

 大相撲春場所は8日に大阪市のボディメーカーコロシアムで初日を迎え、横綱白鵬は大鵬に次いで2人目の2度目の6連覇と34度目の優勝を目指す。先場所の勝負判定をめぐり審判部を批判した問題の精神的影響が懸念される。7日は15日間の安全を祈願する土俵祭りが行われ、白鵬は報道陣の問い掛けに無言を貫いた。

 日本相撲協会の北の湖理事長(元横綱)は、賜杯から7場所遠ざかる日馬富士、昇進後に優勝がない鶴竜の2横綱に奮起を求めた。「白鵬の安定感が目立っている。残りの2人はそろそろ優勝しないと。責任が問われる」と話した。

 先場所は15日間満員御礼となるなど土俵への注目度は高まっている。今場所も前売り券の売れ行きは好調。相撲協会の担当者によると、懸賞は8社から計16本の新規申し込みがあり、初日は昨年を22本上回る121本の予定という。北の湖理事長は「一番大事なのは現役力士が力を発揮すること」と熱戦を期待した。

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2015年3月7日のニュース