松山19位 欲張り失速…3連続ボギー「もったいない」

[ 2015年2月23日 05:30 ]

18番でバーディーパットを外し肩を落とす松山

USPGAツアー ノーザントラスト・オープン第3日

(2月21日 米カリフォルニア州パシフィックパリセーズ リビエラCC=7349ヤード、パー71)
 26位から出た松山英樹(22=LEXUS)は4バーディー、3ボギーの70で回り、通算1アンダーの212で19位に浮上した。一時は暫定5位まで順位を上げたが、中盤の3連続ボギーで失速した。69をマークしたレティーフ・グーセン(46=南アフリカ)が通算8アンダーで首位を守った。

 4バーディーを奪ってから一転、後半でスコアを落とした松山は「凄くもったいなかった」と唇をかんだ。1番は2・5メートルを沈めるバーディー発進で「パットはストロークが良くなっている」と9番でも5メートルをねじ込むなど快調にスコアを伸ばした。すると「もっとバーディーを取りたいと欲が出た」。これが裏目に出た。

 11番でバーディーを奪った後の、12番の第1打は332ヤードのビッグドライブでフェアウエーを捉えた。ところが、第2打をグリーンの右に外し、この日初めてのボギー。「いい位置からのボギーでショックが大きかった。気持ちがうまく続かなかった」と13番は11メートルを3パット、14番パー3はグリーンを外し、3連続ボギーで後退した。松山は悔しさをつのらせながらも「まだ上位のチャンスはある」と残り18ホールを見据えた。

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