美香 納得アンダー「暑い中、集中切らさず…自信になる」

[ 2015年2月23日 05:30 ]

14番でイーグルパットを決め、ガッツポーズの宮里美香

USLPGAツアー ISPSハンダ女子オーストラリア・オープン最終日

(2月22日 オーストラリア・メルボルン ロイヤルメルボルンGC=6741ヤード、パー73)
 21位から出た宮里美香(25=NTTぷらら)は1イーグル、4バーディー、4ボギーの71と伸ばし通算イーブンパーの292で12位となった。ともに76だった宮里藍(29=サントリー)と上原彩子(31=モスフードサービス)は通算9オーバーの44位。世界ランキング1位のリディア・コ(17=ニュージーランド)が71で回り、通算9アンダーで今季初勝利、通算6勝目を挙げた。

 宮里美は「暑い中で集中力を切らさずにできた」とアンダーパーをマークした最終ラウンドに自信を深めた。14番パー5では2打目をグリーンに乗せると、6メートルのスライスラインを読み切ってイーグルを奪った。右拳を握り、「苦手なラインだったが、よく入った。我慢してきた最高のご褒美」と白い歯をこぼした。

 昨季は賞金ランキングは91位でシード権を手放した。今季は出場試合数が限られるが、昨季はなかったトップ20を出場3試合で2度マークするなど復調気配だ。3季ぶりの優勝を期待する周囲の声には「ショットの調子はさらに上げられる。もう少しだけ待ってもらえれば」と応じた。

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2015年2月23日のニュース