錦織 全豪第4シード確保へ…シーズン開幕戦結果が鍵に

[ 2015年1月2日 08:52 ]

グランドスラムVを狙う錦織(AP)

 男子テニスの錦織圭(25=日清食品)は4日からは今季初戦となるブリスベン国際(オーストラリア)、19日からは4大大会初戦となる全豪オープン(メルボルン)が開幕。15年開幕戦の結果も4大大会制覇の鍵を握っているかもしれない。

 全豪オープンのシード順は、15年開幕週の3大会が終わった後の世界ランクに基づいて16日に発表される。第1~4シードまでに入れば、準決勝まではジョコビッチ、フェデラー、ナダルの“ビッグ3”と当たらないメリットがある。もちろん、いずれは対戦することになるだろうが、2週間と長丁場の4大大会ではいかに力を温存して勝ち上がっていくかも大事な問題だ。

 現在世界ランク5位の錦織は、このままいけば第5シードに収まる。ただし4位のワウリンカとのポイント差は345ポイント。錦織がブリスベン国際で優勝し、ワウリンカがチェンナイ・オープン(インド)で準々決勝までに早期敗退すれば、世界ランクもシード順も入れ替わる。つまりチャンスは拡大するのだ。

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