葛西8位「腹が立つ」 優勝はヤコブセン ジャンプ週間第2戦

[ 2015年1月2日 07:09 ]

 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ男子は1日、ドイツのガルミッシュパルテンキルヘンでジャンプ週間第2戦を兼ねた個人第11戦(HS140メートル、K点125メートル)が行われ、葛西紀明(土屋ホーム)は133・5メートル、137・5メートルの合計269・7点で8位だった。

 1対1で対戦する1回目にシモン・アマン(スイス)に敗れたが、敗者の中で最上位、全体の4位で2回目に進んだ。

 アンデシュ・ヤコブセン(ノルウェー)が135・5メートル、136・5メートルで2回とも1位となり、286・0点で2季ぶりに優勝、通算10勝目を挙げた。竹内択(北野建設)は19位、伊東大貴(雪印メグミルク)は26位、小林潤志郎(雪印メグミルク)は29位。

 作山憲斗(北野建設)は2回目に進めず、32位だった。

 ▼葛西紀明の話 緊張したのか、2回とも踏み切りのタイミングが遅れた。少し力が入っていた。(ジャンプ週間は)2戦とも8位。腹が立つ。

 ▼竹内択の話 2回目はここにきて一番良かった。風も向かっていたので、気持ちよく飛べた。まずまずの感触がつかめたのは収穫。

 ▼伊東大貴の話 このジャンプ台への苦手意識が今年も拭えなかった。ジャンプが良くなかったので、難しい条件に対応できなかった。

 ▼小林潤志郎の話 K点までは飛びたかった。力んで、思ったよりも上に飛び出してしまった。空中で前に進まなかった。

 ▼作山憲斗の話 大きな失敗はしていないと思う。しっかりと練習通りのジャンプはできている。どこかでかみ合えば、2回目に進めると思う。(共同)

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2015年1月2日のニュース