1秒差振り切った!駒大・中村「4年生の意地」で1区区間賞

[ 2015年1月2日 09:41 ]

駒大の1区・中村(左)からタスキを受ける村山

第91回箱根駅伝往路

(1月2日)
 08年以来7年ぶり7度目の総合優勝を目指す駒大が、主将の中村匠吾(4年)の力走で首位スタートを切った。

 16キロ過ぎで青山学院大、東洋大、明大とのトップ争いから遅れたが、力を振り絞って18キロの手前で追いつき再び先頭集団に。残り1キロでスパートをかけて青山学院大・久保田を振り切ると、そのままトップでエース・村山謙太(4年)にたすきをつなぎ、「往路重視」という大八木監督のプランに応えてみせた。

 2位の青山学院大とはわずか1秒差の激戦。中村は「15キロ以降で仕掛けたかったが予想以上にきつくなった」と振り返り、「最後は4年生としての意地でいきました」とキャプテンのプライドを口にした。初の区間賞にも「もう少し差をつけて渡したかった」と反省の言葉も出たが「最低限、区間賞を取っていい流れをつくれたと思う」と後続に期待を寄せた。

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2015年1月2日のニュース