宮里藍らグリーン警戒 エビアン選手権へ最終調整

[ 2014年9月11日 08:07 ]

プロアマ戦で最終調整する宮里藍

 女子ゴルフのメジャー最終戦、エビアン選手権はフランス南東部のエビアンで11日(日本時間同日午後)に開幕する。前日の10日は2009、11年大会覇者の宮里藍、宮里美香らがプロアマ戦などで最終調整し、うねりが大きく難度の高いグリーンを警戒した。

 大会は昨年から第5のメジャーに昇格。29歳の宮里藍は「グリーンの芝目が一定でなく、スピードもピン位置で異なる」とパットの対応力をメジャー初制覇の鍵に挙げた。ローラ・デービース(英国)ら大ベテランと同組の予選ラウンドは「最高ですね」と歓迎した。

 昨年は最終日に首位から崩れて19位に終わった24歳の宮里美は「パーオンすればチャンスは来る」と表情も明るく「グリーン周りとパットが大事。リベンジしたい」と闘志をのぞかせた。

 6月の全米女子オープン選手権でメジャー自己最高の7位に入った横峯さくらは右肩痛の影響がどう出るか。トップ10を目標に掲げる野村敏京は「グリーンがポテトチップみたい(な形状)で難しい」、上原彩子も「トリッキーなグリーンが勝負」とコース攻略をにらんだ。(共同)

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2014年9月11日のニュース