桐生400Mリレー銀!2走でチームけん引、ジャマイカに勝った

[ 2014年7月28日 05:30 ]

男子400メートルリレーで銀メダルを獲得に喜ぶ(左から)小池、桐生、川上、森

 ワンダーボーイが激走だ。陸上の世界ジュニア選手権第5日は26日、米オレゴン州ユージンで行われ、男子400メートルリレー決勝で、日本は川上拓也(19=中大)桐生祥秀(18=東洋大)小池祐貴(19=慶大)森雅治(19=大東大)とつないで39秒02で銀メダルを獲得した。

 米国が38秒70で優勝、3位は39秒12でジャマイカ。日本勢の同種目最高順位をマークし、桐生は「小池につなぐこと以外、何も考えなかった。ジャマイカに勝てたのは良かった」と笑った。

 桐生は昨夏の世界選手権で1走、今季の世界リレーで3走、高校時代は主にアンカーの4走を務めていた。桐生の2走について、土江コーチは「リレーでどこでも走れるようになるのは大きい」と説明。今大会はバックストレートで抜群の走りを披露し、チームをけん引した。6月に右足裏を痛めて調整不足だったが、男子主将の大役を担った今大会では100メートル銅メダル、リレーで銀メダルを獲得した。確かな手応えと少しの悔しさを胸に、今秋のアジア大会(韓国・仁川)で日本初の9秒台を狙う。

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2014年7月28日のニュース