日本1勝3敗、V逃し3位に終わる 優勝はスペイン

[ 2014年7月28日 08:38 ]

第1回インターナショナル・クラウンで3位に終わった、日本の(左から)比嘉真美子、横峯さくら、宮里藍、宮里美香

 女子ゴルフの国・地域別対抗戦、第1回インターナショナル・クラウン最終日は27日、米メリーランド州オウイングズミルズのケイブズバレーGCで決勝に進んだ5チーム20選手によるシングルス10試合が行われ、1次リーグ首位の日本は1勝3敗で2点しか獲得できず、通算10点で韓国と並び3位に終わった。4勝したスペインが15点で優勝し、賞金40万ドル(約4080万円)を獲得。

 日本は宮里美香がO・サタヤ(タイ)に3アンド1で勝ったが、横峯さくらは柳簫然(韓国)に1ダウン、比嘉真美子はアンナ・ノードクイスト(スウェーデン)に3アンド2、宮里藍はアサハラ・ムニョス(スペイン)に2アンド1で敗れた。11点のスウェーデンが2位となった。

 ▼宮里藍の話 びっくりするほど悔しい。昨日までの流れもあったので、逆にプレッシャーにならないようにと思っていた。それぞれがいい状態だったので勝てた試合だったと思う。国を代表してやれることにすごく幸せを感じながら1週間を過ごせた。

 ▼横峯さくらの話 すごく残念で、すごく悔しい。(韓国の応援が多く)アウェー感の中で、しっかり受け止めてプレーしたけど、やっぱりちょっと腹が立った。でも相手がすごくいいプレーをした。この4人で戦うことができて、すごく収穫のある4日間になった。

 ▼宮里美香の話 勝ちたい気持ちがすごく強く、それがショットに届いてボールがちゃんと言うことを聞いてくれた。強い気持ちを持てばいいゴルフにつながると思った。ウエアに国旗が入っているので重圧のある戦いだった。

 ▼比嘉真美子の話 ものすごくプレッシャーのかかる1日だった。負けてしまったが、4日間全力で戦って確実に成長したなと思う。日の丸を背負って試合をするのは意味のあること。私が20代で東京五輪もあるし、リオの五輪もあるので現実的にとらえて頑張っていきたい。(共同)

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2014年7月28日のニュース