追い詰めたが…錦織　準決勝でフェデラーに敗れる

男子シングルス準決勝　ロジャー・フェデラーと対戦し、敗れた錦織圭

　男子テニスのゲリー・ウェバー・オープンは１４日、ドイツのハレでシングルス準決勝が行われ、第４シードの錦織圭（２４＝日清食品）は前年覇者で第２シードのロジャー・フェデラー（３２＝スイス）に３―６、６―７で敗れた。

　フェデラー得意の芝コートでは初対戦。互角の打ち合いを演じたものの、あと一歩及ばなかった。マッチポイントを決めたフェデラーがまだ試合が終わってないものと勘違いしてリターンの位置に戻る珍しい一幕も。それだけ王者を追い詰めた惜敗でもあり、２３日開幕のウィンブルドン選手権に向けて確かな手応えを得た。